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BYBIT(バイビット)はやばい業者ですか?危険性と金融庁の警告を徹底解説

BYBIT(バイビット)はやばい業者ですか

海外の仮想通貨取引所BYBITを検討してる方がやばいんじゃないの?と考える事が少なくありません。
確かに日本国内の取引所ではないので、その気持ちは分かりますし、以前わたしもそうでした。

【ポイント】BYBIT(バイビット) はやばいのか?
  • BYBIT(バイビット) は日本人禁止ではなく普通に利用できる
  • スマホからはブラウザで利用可能
  • 500種類以上の仮想通貨が取引できるのが魅力
  • 日本語に完全対応で、日本人ユーザーも多い

そこで今回は「バイビッ(BYBIT)はやばいのか?」について徹底解説します!

「BYBIT(バイビット) やばい」と言われる理由

「やばい」「危ない」という印象を持たれる背景には、以下のような要因が挙げられます

  • 金融庁の登録を受けていない「無登録業者」であること
  • 2025年に起きた大規模なハッキング事件
  • 利用者にとって税務申告が複雑に見えること

結論を先に言えば、これらは事実ですが、それでもわたしを含めて多くの方がBYBIT(バイビット) を使っています。

なぜかというと、これら全ては「やばい」事ではないからです。

かなりの誤解があるんだ
  • BYBIT(バイビット) を利用するのは違法ではない
  • ハッキングはあったがすべて保証された
  • 確定申告などは国内取引所と同じ

後でさらに詳しく解説しますが、まずBYBIT(バイビット) を使うのは違法ではありません。利用するのはご自身の責任です。
ハッキングは確かにありましたが、ユーザーが持ってる仮想通貨に対しては影響はありませんでした。
税金に関しては、国内で仮想通貨を買うのと同じで特別な事はありません。

やばいってホント?多くの人が使う理由

BYBIT(バイビット) は世界で2番目に大きい仮想通貨取引所です。
この辺りを知らないと「なんか知らないけど、やばいのでは?」となりがちです。

  • 世界中で7,000万人以上が利用しており、信頼性が高い
  • CoinMarketCapなどで常に上位にランクインする取引量
  • 本人確認(KYC)や2段階認証などのセキュリティ体制が整備されている
  • 日本からもWebブラウザで問題なく利用可能

BYBIT(バイビット) は全世界での取引量でつねに上位(2~5位程度)にいる仮想通貨取引所です。
例えば、日本の最大手であるBitFlyerが世界ランキングで60位前後であるのを考えると圧倒的にメジャーな存在なのです。
ユーザー数でもこの差は歴然です。

日本最大手のBitFlyerとBYBITを比較してみるよ

■bitFlyerとBYBITの比較

項目 bitFlyer(国内) Bybit(海外)
世界取引量ランキング 60位前後 2位~5位
ユーザー数 約250万人 約7000万人以上
1日の取引量(概算) 約98億円 約2,660億円
取扱通貨数 約38種類 約500種類以上
レバレッジ取引 最大2倍 最大125倍
サポート体制 日本語対応 日本語対応

参考仮想通貨取引なら海外取引所がおすすめ

その規模では国内取引所を圧倒します。
また取り扱い仮想通貨の数の多さやレバレッジの大きさも大きな魅力です。

BYBIT(バイビット) は500種類以上の銘柄の取り扱いがあるよ

まだマイナーな銘柄を見つけて投資して、その時価総額が大きくなるのを見守ることも仮想通貨取引の醍醐味。

さらに、レバレッジをかけて小資金で大きな取引ができるのもBYBIT(バイビット) をはじめとする海外取引の良さです。

BYBIT(バイビット) のSNSでの口コミの実態

実際のユーザーの声を見ても、「使いやすい」「出金が早い」「手数料が安い」といったポジティブな評価が目立ちます。

特に使いやすさに関して言えば、国内取引所を使ってみてイマイチだった方にもかなりおすすめです。
率直に言ってしまえば、国内取引所はどこもかなり使いにくいです。
国内取引所のUIが使いにくいので、仮想通貨取引が難しいとなりがちなのです。

特に日々トレードするとなると、国内取引所はかなりのストレスが溜まります。
対して、世界展開しているBYBIT(バイビット) のUIは優秀で、ノンストレス。
一度使ってみると、離れられません。

BYBIT(バイビット) は金融庁に警告されてやばい?

BYBIT(バイビット) は金融庁から警告されているのは事実です。
前述のとおり、BYBIT(バイビット) 自体は、世界第二位の超巨大取引所ではありますが、日本での取引が許可されていないからです。

警告を受けているのはBYBIT(バイビット) だけではなくBitget、MEXC、kuCoinなど世界有数の仮想通貨取引所です。

日本人ユーザーに利用させたいなら日本の法律に準拠しなさい、という事です。
ではなぜ、それでも多くの日本人ユーザーが使っているのか?というと、使う事自体は規制できないからです。

自己の責任でBYBIT(バイビット) をはじめとする海外取引所を使うのは自由です。
ただ、一つ注意点があるとすれば、あくまで「自己責任」であり、金融庁をはじめとして国の機関に守ってもらう事はできないという事です

とはいえ、BYBIT(バイビット) は世界有数の取引所ですし、国内取引所と比べると圧倒的にメジャーです。また、取り扱う仮想通貨の数やレバレッジも圧倒的で、国内取引所は全く及びません。

日本人は禁止なのか?

BYBIT(バイビット) は日本人禁止ではありません。
完全日本語対応ですし、事実、私も使っています。

ただ「金融庁から警告を受けている」という理由で日本人は禁止なのではないか?と思う方がいるという事です。

前述のとおり、BYBIT(バイビット) 自体は警告を受けていますが、ユーザーは警告を受けていません。
すなわち、BYBIT(バイビット) を日本人が使うのは自由だという事です。
自由ではありますが、何かあった場合に国は守ってくれない点は知っておきましょう。
心配な方は資金をBYBIT(バイビット) に預けっぱなしにしておくのではなく、小まめに自分のウォレットに移動しておくのがおすすめです。

とはいえ、前述の通り、BYBIT(バイビット) は世界的な巨大取引所でユーザー数も日本の取引所とケタ違いなので、リスクは低いと言えます。

BYBITは日本の取引所より圧倒的にメジャーな存在だよ

日本の規制に従ったバイナンスジャパン

BYBIT(バイビット) は世界で2~5番目程度の巨大仮想通貨取引所ですが、上には上がいます。世界最大の仮想通貨取引所、バイナンスです。

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以前は、バイナンスも日本人ユーザーが多く大変人気がありました。
おそらく日本人ユーザーの数ではBYBIT(バイビット) よりもバイナンスの方が多かったはずです。

その後、バイナスは金融庁の警告に従い、日本の法律に適合したバイナスジャパンを作りました。
その結果、グローバル展開のバイナンスと日本人ユーザー限定のバイナンスジャパンで大きな仕様の違いが生まれたのです。

■バイナスとバイナンスジャパン

項目 Binance(グローバル) Binance Japan(国内版)
提供開始時期 2017年(海外) 2023年8月
日本人の新規登録 不可(2023年12月で終了) 可能(日本在住者向け)
取扱銘柄数 1,000種類以上 約59種類(2025年時点)
レバレッジ 最大125倍 なし
日本円の入出金 非対応 対応(即時入金 / 出金手数料150円)

特に取引銘柄の数は59種類と激減。
さらにレバレッジ取引にも対応していません。

これならば国内取引所を使った方がいいくらいで、実際ユーザー数も苦戦しています。
実際、多くの日本人ユーザーがバイナンスを見限り、BYBIT(バイビット) やBitgetなどの他の仮想通貨取引所に移りました。

ちなみに本家バイナンスは銘柄数もレバレッジも変わりませんが、日本人は強制的にバイナンスジャパンを使う事になります。

BYBIT(バイビット) はスマホアプリ削除でやばい?

結論を先にいえばiPhone、androidのBYBIT(バイビット) アプリは使えませんが、ブラウザで使えます。
safariブラウザ、chromeブラウザなどでBYBIT(バイビット) にアクセスして取引しましょう。

2025年2月、日本の金融庁(FSA)は、BYBITを含むいくつかの海外暗号資産取引所に対して、無登録で日本人向けにサービスを提供していることを問題視し、AppleとGoogleに対してアプリ配信の停止を要請しました。

金融庁からの警告の流れだね

現在、日本のiPhone、android端末ではBYBITアプリを検索・ダウンロードすることができません。

この動きは、日本の金融庁が「無登録の海外業者を通じた仮想通貨取引を抑止する」方針を明確にしたものです。

既存ユーザーへの影響は?

ここで重要なのは、アプリが削除されたこと=BYBITのサービス全体が使えなくなるわけではないという点です。

BYBITは公式声明で、次のように説明しています。

「既存のユーザーはこれまで通り、入出金・取引ともに正常にご利用いただけます。アプリの削除によってお客様の口座や資産が影響を受けることはありません」

つまり、すでにアプリをダウンロードしていた人は、そのまま使い続けることができますし、ブラウザ版(PC・スマホ問わず)からのアクセスも問題ありません。

なぜ金融庁はここまで厳しく動いたのか?

背景には、国内での仮想通貨トラブルの再発防止があります。過去に起きた「マウントゴックス事件」や「コインチェック流出」などのような事案を教訓に、日本では登録制による厳格な取引所監督体制が敷かれています。

その中で、BYBITのように日本の登録を受けずに取引サービスを展開する業者に対し、明確な規制強化の一環として、アプリ削除という「ソフトな強制力」が行使されたといえます。

今後のアプリ利用者の選択肢

現在、BYBITのモバイルアプリを新規で入手する方法としては以下の選択肢があります。

  • 海外のApple ID / Googleアカウントを使用してダウンロードする(※自己責任・推奨されない)

  • APKファイルなどの非公式手段を用いる(※セキュリティ上のリスクが高く非推奨)

  • 公式サイトからブラウザ経由で利用する(最も安全)

結論として、BYBITのアプリ削除は確かに利便性に影響を与えたものの、サービス自体は正常に運用されており、資産や取引への影響はないことが公式に明言されています。
ブラウザ経由では普通に利用できるので、特に問題はないと言えます。

BYBIT(バイビット) はハッキング事件でやばい?

2025年に発生したハッキング事件では、約15億ドル(約2250億円)相当の資産が流出しました。
大きな衝撃を与える出来事でしたが、BYBITの対応は迅速で誠実なものでした。

BYBIT(バイビット) のハッキング対応

  • ユーザー資産は全額補償され、損失はゼロ
  • 出金停止などの混乱も起こらず、取引継続可能
  • セキュリティ体制を抜本的に強化し、再発防止策を導入

ハッキング=危険な取引所と判断するのではなく、その対応力こそが評価すべきポイントです。

また、約15億ドル(約2250億円)という金額は大きいと思われがちですが、世界ランキング上位常連のBYBIT(バイビット) にとっては1日の取引高に過ぎません。

超巨大仮想通貨取引所であるBYBIT(バイビット) にとってはこの額もそれ程大きな額ではありませんでした。
とはいえ、心配な方は、取引が終わったらBYBIT(バイビット) から自分のウォレットに資金を移動しておくのがおすすめです。

BYBIT(バイビット) の税金はやばい?

海外取引所を利用している場合でも、日本に居住していれば税務申告は必須です。BYBITを使った利益は「雑所得」として総合課税の対象になります。

BYBIT(バイビット) の税金で注意すべき点

  • 年間利益が20万円を超えると確定申告が必要(給与所得者)
  • 仮想通貨の売却、交換、ステーキング報酬などすべてが課税対象
  • 取引履歴はCSVで出力でき、確定申告ソフトと連携しやすい

これは国内取引所と同様で、特にBYBIT(バイビット) が特別ではありません。

要するに普通に税金を納めればOK。
取引の履歴や出入金、様々な報酬はすべてチェック可能で透明性も高いです。
もちろん必要に応じてCSVファイルにしてダウンロードもできます。

不安がある場合は、税理士や専門ツールの活用も検討するとよいでしょう。

BYBIT(バイビット) が不安ならBitgetという選択肢もあり

BYBITに不安を感じる方には、Bitget(ビットゲット)という代替案もあります。

特にBYBIT(バイビット) のハッキング以後、Bitgetに移る人が増えたよ


BitgetはBYBIT(バイビット) のライバルと言える海外仮想通貨取引所です。
高いセキュリティで人気。
BYBIT(バイビット) がハッキング被害にあった時もBitgetが資金の援助をして助けたという事でも知られています。

Bitgetは世界の取引量ランキングではBYBITのすぐ下の3位~5位程度ですが、最近はBYBITを追い越す事も多い巨大取引所です。

■BitgetとBYBITの比較

項目 Bitget BYBIT
取扱銘柄数 約750銘柄 約500銘柄以上
最大レバレッジ 最大125倍 最大125倍
世界取引高ランキング  世界第2位~5位 世界第2位~5位

Bitgetの方がBYBIT(バイビット) より銘柄数が多いのが特徴。
BYBITにない銘柄があったりします。
またBitgetといえばコピートレードで、カリスマトレーダーのトレードをコピーできるのが魅力。

BYBITにもコピートレードがありますが、Bitgetの方が充実しています。

BYBIT(バイビット) からの出金方法

BYBIT(バイビット) からの出金方法は、仮想通貨を日本の取引所に送る事になります。

  1. 仮想通貨をイーサリアムなどに替える
  2. 出金先アドレスを国内取引所で確認する
  3. 出金へ行き通貨、出金先、チェーンを指定する
  4. 日本の取引所に仮想通貨(イーサリアムなど)が届く
  5. 日本の取引所で仮想通貨を売ると日本円になる

まずBYBITにある仮想通貨を日本の取引所で取り扱いのある仮想通貨に換えます。
BYBITにしかない仮想通貨を送っても反映されないので注意です。
私の場合はイーサリアムを使っています。

日本の取引所の入金へ行き、送り先を調べます。
画像はBitFlyer。BitFlyerの場合は、入出金→イーサリアム→預入でアドレスが表示されるのでコピーしておきます。

BYBIT(バイビット) の出金で、通貨=イーサリアム、チェーンタイプ=イーサリアムを指定し、ウォレットアドレスに先ほどコピーした国内取引所のアドレスを貼りつけます。
数量を指定して送付。

国内取引所に仮想通貨(イーサリアム)が届いたら売って日本円に替えます。
あとは日本円を出金するだけです。

BYBIT(バイビット) への入金方法

BYBIT(バイビット) には直接、日本円を入金できないため、国内取引所から仮想通貨を送る事になります。

  1. 国内取引所で日本円を仮想通貨(イーサリアムなど)に換える
  2. BYBITに行ってアドレスをコピーする
  3. 国内取引所の「出金」から仮想通貨を送付する
  4. BYBITに資金が届いたら、USDTに換える

まず、国内取引所で日本を使って仮想通貨を買います。
私の場合はイーサリアムにしています。

BYBIT(バイビット) の「入金」へ行き、入金したい通貨=イーサリアム、チェーン=イーサリアムを指定するとアドレスが表示されるのでコピーしておきます。

BitFlyerの場合は、イーサリアム→送付といくと、アドレスを登録するようになっています。先ほどコピーしたBYBIT(バイビット) のアドレスを登録します。
あとは、数量を指定してイーサリアムを送るだけです。

USDT

BYBITにイーサリアムが届いたら、USDTに替えます。
USDTとは、ドルの価格に連動する仮想通貨です。USDT≒ドルと考えてOKです。
BYBITに限らず海外取引は、このUSDTで仮想通貨の取引を行います。

イーサリアムを売るとUSDTが手にはいります。


【まとめ】BYBIT(バイビット) はやばいのか?

今回は「BYBIT(バイビット) はやばいのか?」という疑問についてとことんまで解説しました。
結論をまとめると以下の通りです。

BYBIT(バイビット) はやばい?まとめ
  • BYBIT(バイビット) は金融庁から警告を受けている
  • しかしユーザーが使う分には問題ない
  • BYBIT(バイビット) は世界ランキング上位の巨大取引所
  • 完全日本語対応であり日本人も利用可能
  • 出金と入金は仮想通貨を送って行う

BYBIT(バイビット) をユーザーを使う分には特に問題はありません。
日本人ユーザーも多く私も含めて多くの方が利用しています。
ただし、日本円を直接入金、出金ができないため、仮想通貨に換えて行う事になります。
この点はやや手間がかかりますが、慣れれば10分とかかりません。
BYBIT(バイビット) は500銘柄以上が揃っておりレバレッジも100倍以上まで対応しています。
世界基準の仮想通貨取引所ですから使い勝手も圧倒的に良いのが魅力です。