暗号資産市場の成長とともに、さまざまな海外暗号資産(仮想通貨)取引所が登場しています。
しかし、一体どの海外暗号資産(仮想通貨)取引所を選べばよいのでしょうか?
という訳で今回は、初心者から上級者まで幅広く利用されている海外の暗号資産(仮想通貨)取引所をランキング順でご紹介!
また、それぞれの特徴やメリット・デメリット、取り扱う主な仮想通貨、そして口座開設方法を解説します。
1. Bybit(バイビット)
特徴
Bybitは、2018年に設立され、短期間で世界中のトレーダーに支持されている暗号資産取引所です。
Bybitは、特にデリバティブ取引に強みを持つプラットフォームとして知られており、最大100倍のレバレッジを提供しています。
また、取引インターフェースは直感的で、使いやすさが特徴です。
これにより、経験豊富なトレーダーが効率的に取引を行うことが可能です。
さらに、Bybitはスポット取引にも対応しており、様々なトレードスタイルをサポートしています。
スムーズなユーザーインターフェースと24時間のカスタマーサポートを提供しており、トラブルが発生しても迅速な対応が期待できます。
メリット
高レバレッジ取引の提供
Bybitの最大の魅力は、最大100倍のレバレッジを利用できることです。
これにより、少額の資本でも大きな取引を行うことができ、大きな利益を狙うことが可能です。
特に、ビットコインやイーサリアムなどの主要通貨でレバレッジを利用して利益を上げたいトレーダーに最適です。
豊富な注文タイプ
Bybitでは、マーケットオーダー、リミットオーダー、条件付きオーダーなど、様々な注文タイプが利用可能です。
これにより、トレーダーは自分の取引スタイルに合わせた戦略を立てやすくなり、リスク管理がしやすくなります。
優れたリスク管理機能
レバレッジ取引は大きなリスクを伴いますが、Bybitはリスク管理機能に優れており、ストップロスやテイクプロフィットなどの機能を簡単に設定できます。
また、Bybitの資産分離モデルにより、トレーダーは必要な資金だけを取引に投入し、残りの資産を保護することが可能です。
豊富なデリバティブ市場と流動性
Bybitは、デリバティブ市場で特に高い流動性を誇り、世界中のトレーダーに安定した取引環境を提供しています。
特に、ビットコインやイーサリアムのような人気通貨において、取引の執行速度が非常に早く、スリッページも少ないのが特徴です。
デメリット
初心者にはやや難解
Bybitは高レバレッジのデリバティブ取引を得意とするため、初心者には少し難しいと感じることがあるかもしれません。
取引の複雑さやリスク管理が重要なため、仮想通貨取引に不慣れな方には、まず基本的な取引に慣れる必要があります。
スポット取引の選択肢が少なめ
Bybitはデリバティブ取引に特化しているため、他の取引所と比較してスポット取引の選択肢が少ない点がデメリットです。
特にアルトコインの取引に関しては、BinanceやKuCoinなどと比べると、取り扱い銘柄が限られています。
買える主な仮想通貨
Bybitでは、以下の主要仮想通貨を購入および取引することが可能です:
- ビットコイン(BTC)
仮想通貨市場の代表的な通貨であり、Bybitのデリバティブ取引でも最も取引量が多いです。 - イーサリアム(ETH)
スマートコントラクトのプラットフォームとして知られており、Bybitのレバレッジ取引の主要な通貨です。 - リップル(XRP)
送金に特化した通貨であり、特にクロスボーダー決済に強みを持っています。 - ソラナ(SOL)
DeFiやNFT市場で注目されている高性能ブロックチェーンのネイティブトークンです。
Bybitではこれら以外にも多数の仮想通貨を取引できますが、特にデリバティブ市場ではビットコインとイーサリアムが中心となっています。
Bybitの口座開設方法
Bybitの口座開設は非常に簡単で、数分で完了することができます。
以下の手順に従って進めましょう。
1、公式サイトへアクセス
まず、以下から「Bybitの公式サイト」に移動し、アカウント登録します。
2、メールアドレスまたは電話番号を入力
サインアップ画面で、メールアドレスまたは電話番号を入力し、パスワードを設定します。
3、確認コードを入力
登録したメールアドレスまたは電話番号に確認コードが送信されます。
そのコードを入力して、アカウント認証を行います。
4、KYC(本人確認)の完了
KYC(Know Your Customer)の手続きとして、本人確認を行う必要があります。パスポートや運転免許証などの身分証明書をアップロードし、本人確認を行います。これにより、出金限度額の増加や法定通貨の入金が可能になります。
5、資金の入金
口座が開設されると、資金を入金して取引を始めることができます。
仮想通貨の直接入金、もしくはクレジットカードやデビットカードを使って法定通貨で仮想通貨を購入することが可能です。
また、以下の記事で「Bybit」の開設方法を画像解説しているぞ⇩
Bybitは、プロフェッショナルなトレーダー向けに設計されたデリバティブ取引のプラットフォームですが、スポット取引の強化も進んでおり、幅広いユーザーに対応しています。
特にレバレッジ取引を利用したい中級者以上のトレーダーには、最適な取引所です。
2. MEXC(エムイーエックスシー)
特徴
MEXC(旧称:MXC)は、2018年に設立されたシンガポール拠点の仮想通貨取引所で、特に草コインやアルトコインの取扱いに強みを持っています。
MEXCは多くの暗号資産をサポートしており、2024年時点で1,500種類以上の仮想通貨ペアを提供しています。
特に、まだ知名度の低いプロジェクトや、新興のトークンに投資したいユーザーにとっては、特に扱いやすいプラットフォームです。
また、スポット取引やデリバティブ取引に加え、ステーキングやETF(上場投資信託)取引、さらにはP2P取引など、多様な金融商品やサービスを提供しています。
メリット
幅広いアルトコイン・草コインの取扱い
MEXCの最大の特長は、特に草コインやアルトコインを豊富に取り扱っている点です。
1,500種類以上の仮想通貨ペアを提供しており、他の取引所ではなかなか見られない珍しいトークンを取引することができます。
特に新興プロジェクトへの早期投資に興味があるユーザーにとって、MEXCは理想的です。
低手数料での取引
MEXCの取引手数料は業界標準よりも低く設定されています。
スポット取引の手数料は0.2%程度であり、他の多くの取引所と比較しても競争力のある水準です。
また、デリバティブ取引や高額取引を行うユーザーには、さらなる手数料割引が適用されるため、頻繁に取引するトレーダーにも適しています。
ステーキングサービスの提供
MEXCは、ステーキングサービスも充実しており、長期的に保有している仮想通貨を運用して利益を得ることができます。
多くのコインで年利数パーセントのリターンが期待できるため、保有資産を効率的に増やす手段として人気です。
使いやすいインターフェースとモバイルアプリ
MEXCのインターフェースはシンプルで直感的に操作できるため、やはり初心者でも操作しやすくおすすめです。
また、モバイルアプリが提供されているため、スマートフォンからでも取引をスムーズに行うことが可能です。
デメリット
規制リスクが存在する
MEXCは、特定の国ではサービスが制限されている場合があります。
規制環境が急速に変化する仮想通貨業界において、MEXCが一部の地域で提供できるサービスが変わる可能性があるため、利用する際には注意が必要です。
デリバティブ取引が難しい
MEXCは多機能なプラットフォームですが、デリバティブ取引やレバレッジ取引には難解な部分があるかもしれません。
取引に関する基礎的な知識やリスク管理を学んでから利用するのが望ましいです。
買える主な仮想通貨
MEXCは非常に多様な仮想通貨を取り扱っており、以下の主要なコインを含む多数のアルトコインや草コインを購入・取引することができます。
- SHIBA INU(SHIB)
人気のミームコインで、非常に低価格から投資が可能です。 - Holo(HOT)
分散型アプリケーション(dApps)向けのプラットフォームを提供するプロジェクトで、長期投資家に人気です。 - Telcoin(TEL)
モバイル通信とブロックチェーン技術を組み合わせたプロジェクトで、国際送金に焦点を当てています。 - イーサリアム(ETH)
スマートコントラクトプラットフォームとしての代表的な通貨であり、主要な投資先として広く利用されています。 - ビットコイン(BTC)
仮想通貨市場の王様とも言えるビットコインも、MEXCでは当然取引可能です。
MEXCの口座開設方法
MEXCでの口座開設は非常にシンプルで、以下のステップで数分で完了します。
1、公式サイトにアクセス
まず、以下から「MEXCの公式サイト」に移動し、アカウント登録をしていきます。
2、基本情報の入力
メールアドレスや電話番号を入力し、パスワードを設定します。
3、認証コードの入力
登録したメールアドレスまたは電話番号に認証コードが送信されます。
このコードを入力し、アカウントを認証します。
4、KYC(本人確認)の手続き
MEXCは、本人確認(KYC)を行うことで、取引限度額を引き上げたり、追加機能を利用できるようになります。
身分証明書(運転免許証やパスポートなど)を提出し、認証を完了します。
5、資金の入金
アカウントの開設が完了したら、次に資金を入金します。
仮想通貨の直接入金や、クレジットカードを利用した購入が可能です。入金が反映されたら、すぐに取引を開始できます。
また、以下の記事で「MEXC」の開設方法を画像解説しているぞ⇩
MEXCは、豊富なアルトコイン・草コインの取引に興味がある投資家にとって、非常に強力な取引プラットフォームです。
特に、新興プロジェクトに早期参入したいユーザーや、低コストで取引を行いたいユーザーにとってはMEXCはおすすめです。
3. Bitget(ビットゲット)
特徴
Bitgetは、2018年に設立されたシンガポール拠点の暗号資産(仮想通貨)取引所で、特にデリバティブ取引とコピー取引機能に強みを持っています。
Bitgetは最大125倍のレバレッジを提供しており、短期間で大きな利益を狙いたいトレーダーに最適なプラットフォームです。
特に、コピー取引機能は初心者にとってとても使いやすく、経験豊富なトレーダーの戦略を自動的にコピーし、同じように取引を進めることができます。
Bitgetはまた、デリバティブ取引の分野で評価が高く、ユーザーに高度なリスク管理機能を提供しています。
メリット
高レバレッジ取引(最大125倍)
Bitgetは、最大125倍のレバレッジを提供しており、少額の資金でも大きな取引を行うことが可能です。
これにより、資本効率を高め、短期間で大きな利益を狙うことができます。
コピー取引機能
Bitgetのもう一つの大きな特徴は、コピー取引機能です。
この機能を使うことで、トレード経験の少ない初心者でも、プロトレーダーの戦略を簡単にコピーして、同じ取引を行うことができます。
これにより、初心者でも安心して取引を開始でき、プロのトレーダーのような成果を期待することができます。
低手数料
デリバティブ取引において、Bitgetは非常に低い手数料を提供しています。
取引手数料は0.05%で、他の取引所と比較しても非常に競争力が高いです。
さらに、頻繁に取引を行うユーザーや、高額取引者にはさらなる手数料割引が適用されることがあります。
充実したカスタマーサポート
Bitgetは24時間体制のカスタマーサポートを提供しており、取引中にトラブルが発生した場合でも迅速な対応が期待できます。
特にデリバティブ取引においては、素早いサポートが重要であり、Bitgetはその点でも信頼されています。
デメリット
初心者には難しい
高レバレッジを利用する取引プラットフォームであるため、リスクが非常に高く、初心者にはやや複雑です。
コピー取引は初心者にとって有益な機能ですが、自己判断による取引が難しいため、経験が浅いユーザーには注意が必要です。
一部通貨の流動性が低い
Bitgetは主要な通貨に対して流動性が高いですが、一部のアルトコインでは取引量が少なく、流動性が低い場合があります。
このため、取引執行時に価格の大幅な変動が起こる可能性があり、特に少額資本の投資家にとってはリスクが大きくなることがあります。
買える主な仮想通貨
Bitgetでは、幅広い暗号資産を取引することができ、特にデリバティブ取引においては、主要な仮想通貨を中心に取引が活発です。
- ビットコイン(BTC)
最も取引量が多い暗号資産であり、Bitgetのデリバティブ市場でも中心的な存在です。 - イーサリアム(ETH)
スマートコントラクトプラットフォームの代表的な通貨であり、レバレッジ取引の対象としても人気です。 - リップル(XRP)
特にクロスボーダー決済に強みを持つ仮想通貨であり、Bitgetのデリバティブ市場でも活用されています。 - ソラナ(SOL)
高速なブロックチェーンとしてDeFiやNFTの分野で注目されており、Bitgetでも取引されています。 - Polkadot(DOT)
クロスチェーン技術を提供する通貨であり、今後の成長が期待されています。
Bitgetの口座開設方法
Bitgetでの口座開設は非常に簡単で、以下の方法で数分以内に完了します。
1、公式サイトにアクセス
まず、「Bitgetの公式ウェブサイト」にアクセスし、「サインアップ」していきます。
2、メールアドレスまたは電話番号の入力
登録画面で、メールアドレスまたは電話番号を入力し、強力なパスワードを設定します。
3、確認コードの入力
登録したメールアドレスや電話番号に確認コードが送信されるので、そのコードを入力してアカウントの認証を行います。
4、KYC(本人確認)の手続き
本人確認のために、パスポートや運転免許証などの身分証明書を提出します。
これにより、資金の入出金の制限が解除され、取引限度額が引き上げられます。
5、資金の入金
アカウントの開設が完了したら、次に資金を入金します。
仮想通貨の直接入金や、クレジットカードを利用したフィアット通貨での仮想通貨購入が可能です。
入金が完了すれば、すぐに取引を開始できます。
また、以下の記事で「Bitget」の開設方法を画像解説しているぞ⇩
Bitgetは、特にデリバティブ取引やコピー取引を活用したい中級者から上級者のトレーダーにとって理想的なプラットフォームです。
高度なリスク管理機能や低手数料での取引が有利であり、プロのトレーダーにとって強力なツールを提供しています。
また、コピートレードを始めてみたいという方にはうってつけの取引所と言えるでしょう。
4. Binance(バイナンス)
特徴
Binanceは、2017年に設立され、わずか数年で世界最大の暗号資産取引所の1つに成長しました。
ユーザー数は1億人を超え、世界中のトレーダーに支持されています。
Binanceの最大の魅力は、200種類以上の暗号資産を取り扱っており、スポット取引、デリバティブ取引、ステーキング、NFTマーケットプレイスなど、多彩な取引オプションを提供している点です。
また、Binanceは、特に低コストの取引手数料と、ユーザーが手数料を支払う際に独自のトークンBNB(Binance Coin)を使用することで、さらに割引が受けられるシステムを提供している点でも知られています。
メリット
取扱通貨数が豊富
Binanceは、ビットコインやイーサリアムなどの主流通貨に加えて、草コインや新興プロジェクトのアルトコインまで、200種類以上の暗号資産を取り扱っています。
これにより、多様な投資先を求めるトレーダーにとって理想的なプラットフォームとなっています。
低手数料で取引可能
スポット取引における基本的な手数料は0.1%と非常に低く、さらにBNBトークンを使用すると手数料が割引されます。
これにより、頻繁に取引を行うトレーダーや高額取引を行うユーザーにとって、コストを抑えた取引が可能です。
豊富な収益オプション
Binanceは、スポット取引だけでなく、ステーキング、ローンチパッド(新興プロジェクトへの投資機会)、レンディング(仮想通貨の貸し出しで利息を得る)など、幅広い投資オプションを提供しています。
これにより、単なるトレード以外にも、保有する仮想通貨で収益を得るチャンスが広がります。
強力なセキュリティ対策
Binanceは、二段階認証(2FA)、マルチシグ(複数の署名が必要な取引システム)、コールドストレージ(オフラインでの資産保管)など、強力なセキュリティ対策を導入しています。
また、SAFU(Secure Asset Fund for Users)という保険基金を設立し、万が一取引所がハッキングされた場合でも、ユーザーの資産が保護される仕組みを構築しています。
デメリット
インターフェースの複雑さ
Binanceは多機能な取引所であるため、初心者にとってはインターフェースが少し複雑に感じられることがあります。
多くの機能が詰まっているため、慣れるまでに時間がかかる場合がありますが、慣れてしまえば非常に便利なツールが豊富です。
カスタマーサポートの遅れ
世界中に1億以上のユーザーを抱えるBinanceは、その規模の大きさゆえに、カスタマーサポートが遅れることがあります。
特に、トラブル発生時に迅速な対応を期待するユーザーにとって、この点は改善の余地があると指摘されています。
買える主な仮想通貨
Binanceは、幅広い仮想通貨を取り扱っており、以下はその一部です
- ビットコイン(BTC)
暗号資産の代表的な通貨であり、最も取引量が多い通貨です。 - イーサリアム(ETH)
スマートコントラクトプラットフォームの主要な通貨で、DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)の基盤として利用されています。 - Binance Coin(BNB)
Binanceの独自トークンであり、手数料の割引など、さまざまな用途に使用できます。 - ソラナ(SOL)
高速かつ低コストなトランザクションを特徴とするブロックチェーンプラットフォームのトークン。 - Polkadot(DOT)
異なるブロックチェーン間の相互運用性を可能にするプロジェクトのトークンであり、今後の成長が期待されています。
Binanceの口座開設方法
Binanceでの口座開設は簡単に行うことができ、数分で取引を始める準備が整います。以下の手順で進めましょう。
1、公式サイトにアクセス
まず、「Binanceの公式ウェブサイト」にアクセスします。
そして「アカウント作成」をクリックします。
2、メールアドレスまたは電話番号を入力
登録画面で、メールアドレスまたは電話番号を入力し、パスワードを設定します。
3、確認コードの入力
登録したメールアドレスまたは電話番号に確認コードが送信されるので、そのコードを入力してアカウントの認証を行います。
4、KYC(本人確認)の手続き
BinanceはKYC(本人確認)を行うことで、取引限度額の引き上げや法定通貨の入金が可能となります。
パスポートや運転免許証などの本人確認書類をアップロードし、手続きを完了します。
5、資金の入金
口座が開設されたら、仮想通貨を直接入金するか、クレジットカードを使用してフィアット通貨で仮想通貨を購入します。
資金が反映されたら、すぐに取引を開始することができます。
Binanceは、幅広い仮想通貨の取引や多様な収益オプションを提供するプラットフォームとして、プロトレーダーから初心者まで幅広いユーザーに対応しています。
取引手数料の低さや高度なトレーディングツール、ステーキングなどの投資オプションにより、非常に使い勝手の良い取引所です。
5. KuCoin(クーコイン)
特徴
KuCoinは、2017年に設立された香港拠点の暗号資産取引所で、特にアルトコインや草コインの取扱いに強みを持っています。
KuCoinは世界中で1,000万人以上のユーザーを抱えており、「草コインの宝庫」としても知られています。
750以上の取引ペアをサポートしており、他の取引所ではあまり見かけない新興プロジェクトや、まだ知名度の低い仮想通貨を見つけることができる点が特徴です。
また、KuCoinは低手数料と多機能なプラットフォームを提供しており、スポット取引、デリバティブ取引、ステーキング、そしてフィアット通貨での仮想通貨購入まで幅広いサービスを提供しています。
メリット
豊富なアルトコインと草コインの取扱い
KuCoinは、他の主要な取引所では取り扱っていないような草コインやアルトコインを多く提供しています。
特に、新興のプロジェクトに対して早期に投資したいトレーダーにとって、最適な取引所です。
KuCoinでは750以上の取引ペアをサポートしており、多様な通貨が揃っています。
低手数料
KuCoinは手数料が非常に低く設定されています。
スポット取引における基本の手数料は0.1%であり、KuCoinの独自トークンであるKCS(KuCoin Token)を利用することで、さらに手数料の割引が適用されます。
頻繁に取引を行うトレーダーにとって、大きなコスト削減が期待できます。
ステーキングとレンディングでの利回り
KuCoinは、取引以外にも仮想通貨を運用して収益を得るためのオプションが豊富です。
例えば、ステーキングやKuCoin Earnを利用することで、保有している仮想通貨を預け入れて利息を得ることができます。
また、レンディング機能を通じて、他のユーザーに仮想通貨を貸し出し、その利息を得ることも可能です。
安全な取引環境
KuCoinは、二段階認証(2FA)、IP制限、マルチシグウォレット、コールドストレージなど、セキュリティ面にも配慮しています。
さらに、KuCoinは「セーフガードプログラム」を提供しており、万が一取引所がハッキングされた場合でも、ユーザーの資産が保護される仕組みを持っています。
デメリット
規制の不透明さ
KuCoinは、一部の国での規制状況が不明確であり、特にアメリカなどの厳しい規制を抱える国々では直接的なサービス提供が難しい場合があります。
そのため、自分の居住国での利用が可能かどうかを事前に確認することが重要です。
カスタマーサポートのレスポンスの遅れ
KuCoinは、ユーザー数の増加に伴い、サポートの対応が遅れることがあると指摘されています。
トラブル発生時に迅速な対応を求めるトレーダーにとって、この点は注意が必要です。
初心者にはやや複雑
KuCoinは、多機能なプラットフォームであるため、初心者にとっては少し難しく感じることがあります。
取引インターフェースはカスタマイズ可能ですが、最初は操作に慣れるまで時間がかかるかもしれません。
買える主な仮想通貨
KuCoinは、他の取引所では取り扱いが少ない草コインやアルトコインを含む、多様な仮想通貨を提供しています。以下はその一部です。
- ビットコイン(BTC)
仮想通貨市場の代表的な通貨であり、取引量が最も多いです。 - イーサリアム(ETH)
スマートコントラクトのプラットフォームとして、NFTやDeFiの基盤を支える主要通貨です。 - Polkadot(DOT)
異なるブロックチェーン間での相互運用性を実現するプロジェクトで、成長が期待されています。 - KCS(KuCoin Token)
KuCoinの独自トークンであり、手数料割引やステーキング、プラットフォーム内での様々な用途に利用されます。 - SHIBA INU(SHIB)
ミームコインの代表格で、特に2021年以降人気が急上昇しています。
KuCoinの口座開設方法
KuCoinでの口座開設は非常にシンプルで、数分で完了します。
以下は基本的な流れです。
1、公式サイトにアクセス
まず、「KuCoinの公式ウェブサイト」にアクセスして、アカウント作成していきます。
2、メールアドレスまたは電話番号を入力
メールアドレスや電話番号を入力し、パスワードを設定します。
また、招待コードがある場合はここで入力することで、特典を受けることができます。
3、認証コードを入力
登録したメールアドレスや電話番号に確認コードが送信されるので、そのコードを入力してアカウントの認証を行います。
4、KYC(本人確認)の手続き
KuCoinは、KYCを行わなくても基本的な取引が可能ですが、本人確認を行うことで出金限度額の引き上げや追加機能の利用が可能になります。本人確認書類をアップロードし、手続きを完了させます。
5、資金を入金
アカウントが開設されると、仮想通貨を直接入金するか、P2P取引やクレジットカードを利用してフィアット通貨で仮想通貨を購入することができます。
資金が反映されたら、すぐに取引を開始できます。
KuCoinは、特にアルトコインや草コインの取引に強みを持つプラットフォームとして、投資家に人気です。
多機能なプラットフォームを利用して、トレードだけでなく、ステーキングやレンディングを活用して利益を最大化することも可能です。
まとめ
暗号資産取引において、どの取引所を選ぶかは非常に重要な所です。
今回は、世界中のトレーダーから高評価を受けている海外暗号資産(仮想通貨)取引所を5つ紹介しました。
以下は、Bybit、MEXC、Bitget、Binance、KuCoinの特徴や強みを比較した表です。
暗号資産取引所比較表
取引所名 | 暗号資産の種類数 | 手数料 | 安全性 | 簡易性 |
---|---|---|---|---|
Bybit | 100種類 以上 | 0.075% (主に先物取引) | 安全 | 中級者向け |
MEXC | 1500種類 以上 | 0.2% (主に現物取引) | 安全 | 初心者向け |
Bitget | 200種類 以上 | 0.05% (主に先物取引) | 安全 | 初心者に 優しい |
Binance | 200種類 以上 | 0.1% (主に現物取引) | 特に 安全 | 中級者向け |
KuCoin | 750種類 以上 | 0.1% (主に現物取引) | 安全 | 初心者向け だが多機能 |
- 暗号資産の種類数では、MEXCが最も多くのコインを提供しています。
- 主に現物取引(長期保有)の手数料の面では、Binance、KuCoinがスポット取引で最も低い手数料を提供しています。
- 主に先物取引(短期的な利益)の手数料の面では、Bitgetがデリバティブ取引で最も低い手数料を提供しています。
- 安全性に関しては、BinanceのSAFU(ユーザー資産保護基金)が特に優れていますが、どの取引所も高度なセキュリティ機能を備えています。
- 簡易性では、Bitget、MEXCが初心者に最も使いやすいインターフェースを提供しています。
この表を参考にして、自分に合った「海外暗号資産取引所」を見つけるのがいいわね。
そうだな!合わなかったら、また変えるのも手だな。